数年前はSwitchで発売されているモンハンライズを妻といっしょにやっていたのですが、それができた理由はSwitchがハンドヘルドだったり、起動が簡単だったり、という理由でした。
なのでPSやPCでやる必要があったモンハンワールドは一緒にやったことがなかったんですよね。
そんなこんながありながら、時は経ち、新作モンハンワイルズの発売がついにやってきます!!
しかししかし、以前の記事にも書いたようにSteamdeckのプレイはなかなか難儀です。
ということで、専用のPCを組んであげることにしました。前提条件は下記とします。
- ソファにすわって、横で一緒にやりたいので、ソファでプレイ可能
- 高画質・高FPSでプレイ可能
- PCがかっこかわいい
ソファ付近にPCを常時置きたいところですが、ソファのおいてある場所に日差しが入る&常設だと邪魔。なので移動式or 移動が簡単できるケースがよいです。ASUSのヘリオス(持っていますが、クソでかいPCケース)のようなクソでかケースはNGです。
端的に言いますと移動可能な「なんかちっちゃくてかっこかわいい高性能PC」を作ろう!とおもいました。
参考にした動画がありまして、もろにそのまんまです。加えて私はASUS信者なので、ASUS多めです。
もし、同じような考えをしている方がいらっしゃったら参考にしてください。
なんかちっちゃくてかわいい高性能パーツたち
今回作成するPCのメンバーたちを紹介します!!
グラボ:ASUS TUF-RTX5070ti OC
はい、2/20 発売日の争奪戦に見事勝利しました。当初はこんな高いグラボ買う予定じゃなかったですが、このBigWaveにのるしかねえ!と思いましてチャレンジしてみたら、、まさかでした。
しかし買ったからにはフル活用です!
モンハンをやるときに利用可能な「フレーム生成を使用」が40シリーズ、50シリーズから利用可能なのでこちらでFPS爆上げです。
マザボ:ASUS B850M-PLUS Wifi
移動式・持ち運び可能にするためWifiは必須です。これがあれば、PCから出るケーブルは電源ケーブルとモニタとつなぐHDMIかDisplayケーブルのみです。つまり2本のケーブルだけPCのお尻からでます。これが最低限ですね。
正直B650のチップセット(TUF-B650E)でもよかったんですよね。あっちだと20,000円くらいやすいし。
でもさ、せっかくRTX5070かったならロマンのPCIe5.0やってみようよ。っておもったんでやっちゃいまいした。
ってブログかきながらよくよく調べてみると、B650はPCIe4.0ですがB650「E」ならPCIe5.0装備なんですって。
ええええええええええええええええええ!!!!!
はい。
マザボはさ、ケースに入ったらほぼ見えないし今回microなんでATXより見える面積小さいけどさ、かっこいいよ。なんか、かっこいい。M.2のヒートシンクのところも、かっこいい。
あ、いいところ羅列してみますね
- ヒートシンクのところかっこいい
- グラボの取り外し簡単なところ、いい
- 真っ黒でいい
- PCIe5.0は4とくらべて3%くらいしか向上しないみたいな記事あるけど、その地味にロマンがあふれていい

PSU:ASUS TUF-GAMING 1000W
RTX5070の補助電源ケーブルに接続する3またのあれ(8ピン×3 to 12v-2×6電源ケーブル)があると、配線が美しくないのと、おそらくケースでぎちぎちになるんですよね。なので、こちらのPSUならRTX5070tiと1本のケーブルでつなげられるし、要求ワットにこたえられる1000Wといことで、ピッタリ。ASUSだし。
公式HPにて落下試験での耐久性のアピールしてますけど、電源を高いところから落とすこと、よくありますよね。。。。。。。まずないわ!!!

CPU:Ryzen 7 9700X
うちにいる他のPCはRyzen 7 5700Xで、これがまためっちゃ安いんですよね。TDP65Wなのも最高でした。なのでこれをまた使おうと思ったのですが調べるとPCIe4.0対応でした。残念。
ということで、今回はこちらにしました。
ロマンのPCIe5.0を利用しますので、CPUをRyzenの9000シリーズにします。
CPUクーラー:ASUS PRIME LC360 ARGB
特にこだわりがないかしょです。本音を言うとCPUファンはNoctuaにしたかったところですが、ケースの幅的に無理そうだったので、youtubeの動画の通り、こちらのファンにしました。
PCケース:Montech Heritage Pro Black
この子だけはAmazonにいないんですよねえ。いるんですけどなぜか10万くらいします。
なので私はどすこいパラダイス、ことドスパラで買いました。
メモリ:Kingston FURY34GB*2
メモリは32か64かなやみましたね。とくにDDR5の64GBが高い。。。32なら2万くらいで買えるのにな。。とおもいましたが、もう1万くらい出したら倍になるなら、むだにつんじゃっていいや。とおもったので、こちらにしました。
ストレージ:Kingston KC3000 2TB
ん~PC自作初心者勢には転送速度以外あまり違いの分からないのがストレージの世界。こちら同じくこだわりがないですし、SteamのゲームをやるだけならOS込みですべて1個のSSDでいいや。と思いこちらにしました。
総額
勢いで買ってしまいましたが、エンジョイゲームライフが堪能できるなら、これらの出費は安いものです。と、いいきかせます。がはは。
※OSは既にもってます
商品 | 値段 |
ASUS TUF-RTX5070ti OC | 218,680円 |
TUF GAMING B850M-Plus WIFI | 44,220円 |
TUF-GAMING-1000G | 31,701円 |
AMD Ryzen 7 9700X | 64,980円 |
ASUS PRIME LC 360 | 14,681円 |
Montech Heritage Pro Black | 14,800円 |
Kingston FURY34GB*2 | 33,848円 |
Kingston KC3000 2TB | 22,980円 |
計445,890円也 |
445,890円かよ!!!高いわ!!!!ついたポイント分差し引いて、ざっくり40万。高いわ!!!
組み立てじゃ!!
マザーボードから取り掛かります。

M.2を取り付けます。

こちらのまざぼ、M.2の左側がネジ式じゃないのでやりやすかったです。初心者に優しい。
右側をマザボにさしたら、

左側をマザボ側にかちっとなるまで押し込むだけです。

ほんなら、おつぎはCPUなんですが、これ一番苦手です。こわい。これ、のせるだけでほんとにいいんかよ。。っていっつもおもいます。(マザボについてるCPUのプラスチックカバーは自動ではずしたほうがいいみたいですね)


このしゅんかんもこわいんですよ。。。このレバーを奥側に倒すやつ。毎回怖い。ばきっとか言ってピンがおれそう。。

つぎにCPUクーラのとりつけですが、AMDとIntelで、取り付けパーツのサイズが違うので、各々で切り替えてね。仕様なんですよね。最初、マザボとサイズが合わなくて焦りました。
まずはマザボにCPUクーラを止めるための留め具を設定、

もともとついていたものがIntelCPU用だったので、こっちをはずして

付属のAMD用のほうをがっちゃんこ

CPUのグリスを塗るときもいっつもびくびくして、毎回youtubeでおさらいします。今回はこちらのグリス使いました。

宗教戦争のように、う〇ち塗がいいだの、×ぬりがいいだの、、いろいろあるんですが、好評だったう〇ち塗りをやろうとして、ちょっと失敗しました。
最初塗りすぎた!!っておもったんですが、ヘラがなくてどうしようもできなくて、あきらめました。

つぎはいよいよCPUクーラーを設置です。うまくいってるんだかわかりませんが、まあ動けばいいや。。(あきらめ)

つぎに、メモリを2枚さすんですが、メモリをさすことすら久々すぎてどれくらい押し込めばいいかわからず、最初あまがみなかんじでやってました。

カチっ!ってなるまで押し込むのが正解なんですね。もう押し込みすぎて壊れそうなのが、怖いですわ。

M.2とCPUとメモリの設置がおわったので、そろそろケースに取り付けます

マザボをケースに取り付けるのは、私でも怖くないです。これは楽でいいです。(配線は抜き)

つぎに、CPUファンの取り付けですが、その前にあらかじめの作業です。
豆知識としては、、、マザボのCPU電源の個所が、天井のファンと位置がかぶって刺しにくくなるので、ファン設置前に先にCPU電源ぶっさしたほうがいいですね。

そのあとはCPUファンのとりつけです。これは特に問題なく設置できました。

お次に底の3連ファンです。ケースのHeritageProに付属していた3つのファンを利用します。
ファンの電源がマザボのさす箇所に届かない!とかなり焦りました。延長ケーブルを買うかどうか、、、しかし、いろいろ調べたらデイジーチェーン(ファン同士の電源をつなげる)という技があるようで、この3連ファンをくっつけて、1つのファンから出ている電源ケーブルだけをマザボのCase_Fanと繋げました。
ファンには電源ケーブルが2本出ていますので、それらをファン同士と繋げる感じです。

で、お次に電源ユニットです。

ケースの前面に電源を付けるのは初の試みでした。前面につけるために、ケースについているアタッチメント(ケースにつける用の部品)を、電源ユニットにつけます。

ケースの内側からとおして、上から二段目あたりのところにかけます。


最後にマザボです。
ここで、家にあるASUSヘリオス君から、一時的にぶっさしていたRTX5070tiを抜こうとしたところ、まったく抜けなくてですね、最終的にDarkHEROのマザボについているグラボのラッチが破壊されました。

何度もラッチを押し込んだ形跡がみられますね。。。割りばしでダメでドライバーでどすどす押しまくったらグラボも傷つきました。はははっ。

ヘリオス君から取り外したRTX5070tiちゃんをガチャコーン。

底の3連ファンすれすれです。これは支えるグラボのサポーター必須ですね。TUF-RTX5070ti付属のサポーターは最低の高さが高すぎて設置できませんでした。アマゾンで別途購入です。。
下からの吸気がグラボにダイレクトアタックです。冷え冷えやん。。ホコリ掃除をまめにやらないとですね。。
今回のPC作成の参考にした先生のyoutube動画では5070tiはTUFではなくPrimeだったので、底ファンとの間にちょっと余裕がありますね。もしこちらのブログを参考にケースを買おうと検討している方は、グラボの厚みに要注意です。
公式から拝借してサイズをまとめましたが、このケースに底のファンをつけるなら5070tiが限界ですね。5080以上だとグラボサイズがもうちょっと大きいのは知らなかったです。あぶな。。。
幅 | 奥行 | 高さ | |
TUF-RTX5070ti 引用元はこちら | 329mm | 140 mm | 62.5mm |
TUF-RTX5080 引用元はこちら | 348mm | 146mm | 72mm |
TUF-RTX5090 引用元はこちら | 348mm | 146mm | 72mm |

ん~かっこいい。

配線をマザボにつないだら、、、、ケースを閉じる前に、ちゃんと動くか動作チェックです。
起動じゃ!!
電源ぽち。

無事にすべて動いており、問題ありませんでした!!つかれたー!!けど楽しかったです。

ここでこの日はタイムアップです。続きは翌朝。。。
そして翌朝。。。
ちなみに背面はこんな感じです。

背面カバーとりつけがちゃーん

前面カバーとりつけがちゃーん

持ち運び用の取っ手を付けて、完成です!!今画像で見えている謎のでっぱりはヘッドフォンかけとして使うらしいです。私はヘッドフォン使わないので、この後元のほうに戻しました。
ちなみにこの革のようなかしょは革ではなく、「Eco-Leather」らしいです。触った感じ、革と同じかんじですね。
1つ悪い評価をつけるとすれば、この取っ手の個所ですね。プラスチックの外側にこのEcoLeatherをはりつけてるだけのようで、ちょっと安い感じありますね。ペラペラです。ぱきっ!て割れないか心配です。

取っ手を外すともう剥げてます。


それで、このPCは持ち運べるのかい?
何とか片手で持てます。女性にはちょっと重いかも。。。ということで重さ測定をしましょう。

重さ測定するものがないので、体重計で、、、
13.6kg!!!!!これはおもい!!

まあ、ちょいと重いですが、もともと要求していた下記2つはクリアですかね。
- ソファにすわって、横で一緒にやりたいので、ソファでプレイ可能
- PCがかっこかわいい
モンハンワイルズのベンチマークを起動じゃ!!
WQHDでためす
まずはWQHDのモニタでやります。
グラフィックプリセットは「ウルトラ」「フレーム生成」がONで、平均162FPSでした。PCIe5.0の恩恵はきっと1,2FPSくらいあるはず。。

天井ファンが排気なのでやや大きい?51.1dbくらいでした。

フロントはPSU吸気がありますね。49.7dbくらい

フロントパネルからも取りましたが、ここだとやはりさがって大体45.2dbくらいでした

騒音レベルの目安を置いておきます。このPCでモンハンワイルズをウルトラで動かしているときの音は「静か」~「普通」のレベルあたりですね。

フルHDでためす
フルHDだとスコアすごいですね。実際ソファでやるときはこちらのモニタになります。
グラフィックプリセットは同じく「ウルトラ」「フレーム生成」がONで、平均194FPSでした。

これらの結果から、下記の要望もクリアです。そりゃそうか。
高画質・高FPSでプレイ可能
ちなみに、巷で話題の50シリーズの「ROPs」が足りてない問題。私も該当していないかが気になったので、TechPowerUpというGPUの性能表示ツールを入れて調べてみました。
本来は「ROPs」が96あるのが普通なのですが、これが88になっているのが欠陥商品らしいです。うちの子はちゃんと96ありました。よかった!
まずROPsが何なのか知らなかったのでしらべてみると。。むず。。。
ROP は GPU のレンダリングパイプライン最終段に位置し、結果をピクセルに対応させ、メモリ(フレームバッファ) に書き出す役割を持つ。
他にも、MSAAやEQAAといったアンチエイリアス処理を行なうための処理ユニットも ROP に含まれる。引用元:https://www.coelacanth-dream.com/posts/2020/05/31/what-does-rop-stand-for/

これがたりてないと約3~4%の性能ダウンみたいです。
ちなみに天井が排気になってるため、あたたかい。秋と冬は暖房にも使えますね。高さもちょうどいい。足が温かいです。(ネタです)

さいごに
妻も私もお互いsteamdeckを持っていたので、それでモンハンワイルズをやろうとしていたのですが、残念ながら性能的に難しかったため、今回新たに持ち運び可能なパソコンを作りました。
結果的に家の中で一番高スペックなパソコンが出来上がり、しかも持ち運び可能(13kgが持ち運び向きかどうかは置いておいて。。)、そしてかっこかわいい。
ただし、「なんかちっちゃくてかっこかわいい高性能PC」の「ちっちゃい」が予想以上におおきかったので、
「なんか思いのほかちっちゃくなくて、かっこかわいい高性能PC」になりました。いや、買う前からサイズしらべておけよ。って感じですね。すみません。
サイズ比較用にどうぶつの森のジョニーを置いておきますね。ご参考までに。。。
(ダブルチャンスキャンペーン: おおきなジョニーのぬいぐるみ(漂着ver.) 合計100個)のほうじゃないですよ。


これは自宅でゲーム革命がおきますね。
例えば体調不良で会社を休んだらベッドの部屋までパソコンとモバイルモニタを持ち込んで横になりながらモンハンワイルズをやる。。。とかも可能です。。。やるかはわかりませんが。。!!
これだけ高スペックならモンハン以外も快適にプレイできますので、妻には他にも色々なゲームも一緒にやってもらおうと思います。ははは。
ちなみに、わたしはモンスターハンターワイルズのゲーム本体はもちろんDL版です。PSじゃないのでパッケージでは買いません(買えません)。なのでどのお店もほぼ定価で、GreenManGamingでもjapan regionですと安値で売ってないですし、steamで買うともちろん定価の9,900円、AmazonのsteamKeyも9,900円です。
がしかし、われらがヨドバシカメラにも実はSteamkeyが売ってるんです。しかもヨドバシポイント10%還元してくれるので実質8,910円と、私の知る限り最安値です。ヨドバシユーザ&steamでモンハンワイルズをやろうとしてる方はぜひこちらでお安く手に入れましょう。

動画撮影もしていたので、後日カットカットをたくさんして、youtubeにあげますね。