ファミ通さんのサイトをみていたらちょうどエンダーマグノリアの会社代表のインタビュー記事があったので読みました。
エンダーマグノリアやエンダーリリーズの裏話的なことも載っていたので、作品が好きな人が読んだら楽しそうです。気になるコメントに対して私の感想を述べていきます。
引用元はすべてファミ通さんのインタビュー記事になります

売上を増やすという方向に舵を切るのは危険だと思います
小林 横スクロールということは決まっていましたので、当然アクション性のあるものになるだろう、というほどの温度感でした。企画当初は、サンドボックス的な要素がけっこう盛り込まれていました。街を作るような。アクション要素がありつつ、紙幣を稼いで街を発展させるといったゲーム性でした。
エンダーリリーズは当初サンドボックス的要素たくさんだったんですね。いやあ、私、サンドボックス的要素盛沢山ゲームだったらやってないですね。そうじゃなくなってよかったです。
ああいうのがあると、メインそっちのけでよりみちしまくっちゃうんですよね。で、そのままストーリー進めないで終わる的な。
あぶなかったあぶなかった。
小林 その通りです。売上を増やすという方向に舵を切るのは危険だと思います。基準がお金になってしまうと、いろいろな判断を誤ってしまいがちです。うちは上場もしていないので、自分たちらしいやりかたができる居場所を守りたいです。
目的をゲームの楽しさとしたいですが、会社としては売り上げもないといけないので、天秤に賭けたときにどちらに比重を置くか、は難しいところですよね。もちろん両方が良ければいいのですが、商業的ゲームも世の中溢れてますからね。
大体のゲーム会社は最初は楽しさに比重を置くと思いますが、従業員やその家族を守らなければならないので売り上げのことももちろん考えなければなりませんし、上場すれば株主に「売上を上げろ」と利益至上主義で言われるし。難しいですね。

世界の大富豪のなかに余っている富を、口出しせずにどさっと投資してくれる人はおらんのか
切ない雰囲気が重視された作りなどを魅力的に感じていただけたのかなと
小林 やはり見た目、ルックだと思います。おもしろいメトロイドヴァニアのゲームがたくさんリリースされている中で、本作のルックでまず興味を持っていただけて、その後実際に遊んでみた際に、切ない雰囲気が重視された作りなどを魅力的に感じていただけたのかなと。僕たちもその点は狙っていましたので、そこを存分に楽しんでくださったのかなと思います。
私がまんまとその手に落ちましたね。ある意味ジャケ買いです。
何が切ないのか分からないのですが、音楽も、レストポイントのライラックちゃんの表情も、いたるところにセンチメンタルポイントがあります。
攻撃するときも、なんか切ないです。

ああ切ない!!

切ないなあ。。
小林 ですが、メインプログラマーに「何でも死にゲーにするのはやめませんか」と言われまして、それが僕に刺さりました。彼が言うには「ユーザーとしては、死にゲーは年に1本でいい。それはフロム・ソフトウェアのゲームでいいんです」と言うんです。
ソウルライクが受けがいいと言って模倣しているゲームはたくさんありますので、そちらの路線に走りたくなるのはわかりますよね。流行に乗ったほうが早いですし。
メインプログラマーの方、よく言ってくれました。今日エンダーマグノリアを3時間くらいプレイしましたが、程よい難易度で私には今くらいがちょうどいいです。よく見たら難易度も変更できるようなので難しくしたい人は難しくすればいいと思います。
私的には死にゲーは1年くらいクリアにかかるんで(毎日ちょくちょくがたなので)1年やったら1年間おやすみしたいので、2年に1本くらいでいいです。はい、私的には。。
小林 名前を聞いただけで、ユーザーさんがブランドの特色を認識してくれるような、そんなブランド、スタジオになりたいです。フロム・ソフトウェアさんやヴァニラウェアさんのような、世界中で認知されるようなスタジオになりたいです。
ヴァニラウェアのゲーム、めっちゃすきです。steamで朧村正とオーディンスフィアだしてほしいですわ。。なんでだしてくれないんでしょう?
ゲームのグラフィックにひかれた、というポイントと横スクロールゲーム、というところでは共通しているので、私はたったこの2つがあればだいたい好きなのかもしれない。浅い人間だ。。
今3時間くらいエンダーマグノリアをプレイしましたが、めっちゃおもしろいです。クリアしたらボスラッシュモードとかあるのかな?あったらぜひやりたいです。というか、ライラックちゃんかわいすぎますね。
変化にチャレンジすることもよいですが、私はこの雰囲気と横スクロールでどんどんシリーズを出してほしいです。へんに3Dとかオープンになったら、悲しいな。いや、切ないな。

世界で認知される会社になってほしいですね!