MHP2Gをプレイした歴戦のプレイヤーたちにとって、モンスターハンターはハンドヘルド機器でプレイできないと、モンハンをプレイしている気分にはなりませんよね。
友人の家や、はたまた公園で夜中から朝までプレイしたあの日を忘れられません。
PlayStation5でプレイをしているひとたちは、PlaystationPortalなんていう選択肢がありますがPC勢、かつsteamユーザにはsteamdeckの選択肢があります。
前回のベータと今回のベータでsteamdeckで何とか参戦しましたが、もはや限界の領域に達しています。FPSが20もいかないんで動きがカクカクで目が疲れるんです、、、それはそのはず。

モンハンワイルズは互換性が「不明」です。これはValveによるsteamdeck互換性のチェックがなされていない場合になります。まだ体験版だからだとはおもいますけどね。2/28以降にチェックされるのでしょうか。
なお互換性の一覧はこちら。
![]() | 確認済み | このゲームはすべての互換性チェックに合格しています。 ユーザーは設定作業を一切することなく、ゲームの全機能にアクセスできます。 |
![]() | プレイ可能 | このゲームはDeckで動作しますが、ユーザーによる手動の操作が必要になる場合があります。 (例:コミュニティコントローラ設定を手動で選択する、オンスクリーンキーボードを手動で起動する必要がある、タッチスクリーンでランチャーを操作する必要がある、など) |
![]() | 非対応 | Protonまたは特定のハードウェアコンポーネントとの互換性がないため、このゲームはDeckで動作しません。 |
![]() | 不明 | このゲームは互換性レビュープロセスを完了していません。 このゲームのDeck上での動作についての情報はありません。 |
引用元:https://partner.steamgames.com/doc/steamdeck/compat?l=japanese
それでもどうしてもすぐにsteamdeckでプレイしたいという猛者がいらっしゃるのなら、必要な設定を伝授いたします。
ちなみにわたしのsteamdeckはOLEDモデルです。
steamdeckでプレイするための設定その1
Option>Graphics>アップスケーリング
「アップスケーリング」こいつをOFFにしない限りは、画面が真っ暗です。ベンチマークでは問題ないのですがBetaテストはこいつをOFFがMust要件になります。

アップスケーリングを設定すると背景真っ暗になります。

steamdeckでプレイするための設定その2
Option>Graphics>レンダリングスケール
アップスケーリングをOFFにすることで、選択・調整が可能になる「レンダリングスケール」に落とし穴があります。画質を下げて快適にプレイしよう!!という発想になればこいつを下げる方がいると思います。
はい。私もそうでした。しかし、こいつを99以下にしてしまうと画面が真っ暗になります。要注意です。なので100固定ですね。


レンダリングスケールが99以下の場合、Option画面では真っ暗になりませんがキャラ選択画面やゲーム内で真っ暗です。


2025-03-02追記
製品版ではレンダリングスケールを99以下に下げても画面が真っ暗になりませんでした。なので最低値のレンダリングスケール50でプレイしましたが、いずれにしてもクラッシュします。
予測VRAM使用量が3.57から3.40なので、マイナス0.17(効果がどれほどかはわかりません)でした。画面はガビガビです。まあ、これでもクラッシュしなければ最悪問題ないんですが、大体steamdeckが再起動し始めるんで困りものです。



steamdeckでプレイするための設定その3
Option>Graphics>ほぼ全設定
はい、steamdeckでプレイするならほぼ全設定を最低や低、つまり一番下の品質にしましょう。ちょっとでも快適にプレイする&クラッシュを防ぐためです。
別の手段steamリモートプレイ
この選択肢をとれる人は母艦となる良い性能のデスクトップPCがあるひとになりますね。
わたしはRTX4090を持っているので、選択肢としてはあり。ということでやってみました。
最初はありかな、と思っていたのですが、画面がフリーズするという問題がしばしば発生します。モンハンワイルズには一時停止という機能がないので、これはきつい問題ですね。
ストリーミングプレイになるので、通信のせいだと思うんですがデスクトップPCはもちろん有線状態です。もしかしてsteamdeckも有線でつながないとアカンスタイルですかね。
デスクトップPC側でsteamをつけていると、こちらが選択可能になります。

ストリーミングだとSteamdeck自体はストリーミングするだけなのでバッテリー持ちがいいのですがね。。たまにうまくいかなくて、steamdeckが真っ暗のまま、操作はかのうで音もsteamdeck側から出ている状況もしばしば。
ン~これでプレイはきついですね。

PSPortalなみに品質がよければ、、、くそう!!
Steamのストリーミングは接続が不安定なのでMoonlightを活用
MoonlightはNvidiaのゲームストリームの機能を使ってホストのPCをつかって、ほかのPCでゲームをプレイするリモートツールです。外出先から自宅のネットワークにアクセスしてもできるらしいですが、それはしない前提です(自宅ネットワークへの不正アクセスリスクもあるため。。)
Moonlight is an open-source implementation of the NVIDIA Gamestream protocol. This protocol lets you stream games from any PC to any device running the Moonlight client.
手順は超ざっくりでこんな感じです。
- ホストPC(グラボ積んであるデスクトップPCとか)にSunshineをインストール
- steamdeckにMoonlightをインストール

記事の下記の動画を見ながら設定しました。
steamのストリーミングよりはるかに安定しています。これは使えます!!!!が、steamのストリーミングもそうですが、一定時間モニタを消しているとwindowsが出力がないと判定して、モニタ出力をOFFにしてしまいます。
モニタ出力がOFFになると、ストリーミングがとまってしまうので、モニタを付けている意味がないですが、常にモニタをONにしておかなければなりません。
上記の対策として下記の2つがありそうです。1はやってないですが、2で実験してます。いまのところうまくいっています。モニタをオフにしても、ゲームが止まりません。詳しく話しますと、モニタがOFF扱いになると映像が仮想モニタ側にうつるので、一瞬だけ暗くなります。
- hdmiやDPのDummyをPCにさしてプレイする
- Virtual Display Driverを導入する
私は下記なので、切り替えが発生してしまいます。
- 普段PCの映像は使っているモニタに映す
- steamdeckでリモートをしたいときだけ、VirtualDisplayDriverの仮想モニタを使う
切り替えがいや、というひとは下記2択ですかね。
- ホストPCの電源を付けるときからモニタを利用しない(電源をおしたらSteamdeck側でMoonlightを起動してホストのsteamをキックする)
- いったんモニタをオフにしてホストPCの出力がモニタから仮想モニタに切り替わるのを待ってからゲームをプレイする
VirtualDisplayDriverの導入方法はこちら
Moonlightをつかって録画した私のプレイ動画はこちら。
番外編:ハンドヘルドは諦めて、裏切りのモニタ移動可能式スタイル
私、ソファで寝っ転がりながらゲームをプレイしたいんです。だからハンドヘルド推しなんです。
ということで、ハンドヘルドがだめなら、最悪はソファあたりにモニタがあれば、何とか要件はかなえられる。ということで家で眠っていたモバイルモニタを用意しました。
で、私のソファの部屋までRTX4090ちゃん搭載のデスクトップPCを移動させて、モニタが動かしやすいように10メートルのHDMIを購入し、モニタにひっつけて、こうです!!!


これなら一応ソファでプレイの要件を満たしました。が、わたしはsteamdeckに最適化されることを切に願うよ。。。

一応寝っ転がりながらソファでプレイかのうです。